残業で遅くなった40代、50代の姿も

加班至深夜的中年人(40岁~60岁左右)的身影

15人もの死者を出した大阪・ミナミにある個室ビデオ店火災は、サラリーマンの悲惨な現実を浮き彫りにした。

发生于大阪南部的单间录像店火灾造成15人死亡,这次火灾刻画了工薪族的悲惨现状。

み~んなビデオ観賞でニンマリかと思ったら、実態はそんなもんじゃなかった。一夜の安宿を求めるサラリーマンであふれているのだ。消防庁の調べによると都内の個室ビデオ店やテレクラは約450、ネットカフェや漫画喫茶を合わせると1780施設ある。

如果你认为大家会因看录像而得意的笑就错了,实际情况并不是这样。店里都是只求得一夜安宿的工薪族。据消防厅的调查,都内单间录像店和电话俱乐部大约450家,与网吧漫画咖啡厅一共1780家。

新宿や新橋、池袋、渋谷……。深夜の繁華街をぶらつくと、スーツ姿の男たちが個室ビデオ店に吸い込まれていく光景に出くわす。「ワイワイ飲んでいたら、いつの間にか終電後。カプセルホテルより安いし、よく利用する。本当は嫌だけどね」というサラリーマンがいっぱいだ。

新宿及新桥、池袋、涩谷……。穿着西装的男性被吸进单间录像店——漫步在深夜的繁华街头就能看到这样的光景。很多工薪族这么如此透露:“大家在起哄声中喝酒,不知不觉间就错过了末班电车。录像室单间比多层床位旅馆便宜,虽然真的很不喜欢但也经常利用。”

「朝10時まで3000円」とか「5時間2000円」「12時間3000円(シャワー付き)」など、カプセルより確かに安い。下着やワイシャツを売っている店もある。

“早上10点为止3000日元”“5个小时2000日元”“12个小时3000日元(附淋浴)”等,确实比胶囊旅馆便宜。也有卖内衣和衬衫的店。

スタンダードは、リクライニングチェアで仮眠だが、簡易ベッドを置く店も。「受付で名前を書く必要がないし、すごく気楽。昼間に数時間利用することもあります」という40代もいた。

标准是在躺椅上打盹,但也有店设置了简易床。“也不需要在接待处写名字,很随便。有时也会在白天用几个小时” 有位40多岁的客人这么说。

大阪のNPO法人「釜ヶ崎支援機構」が昨年、ワーキングプアの実態調査をしている。事務局長は「聞き取り調査をしましたが、20代の若者に交じって40代、50代のサラリーマンもいました。残業で遅くなったので個室ビデオ店に泊まったらしい」と言う。

大阪NPO法人“釜ヶ崎支援机构”去年开始进行working poor实态调查。事务局长说:“进行了听取调查,主要为20代的年轻人,其中也有40、50代工薪族。据说是因加班到很晚所以在单间录像店过夜”。

火災のあったビデオ店は1泊1500円程度と激安。都内も似たり寄ったりだ。数千円の大金をタクシーに使う余裕は、カツカツで生活するサラリーマンにはない。

发生火灾的录像店一晚才1500日元,非常便宜。都内也是大同小异。打车需要几千日元,勉强生活的工薪族没有那个余钱。

残業で遅くなってもタクシー代を会社は出さない。業績悪化で人は減り、その分、仕事量は増え続ける。もちろん給与も上がらない。
個室ビデオ店が繁盛するわけだ。

即使是因加班而迟公司也不会出打车费。因业绩恶化人员减少,因此工作量就会持续增加。当然工资并不上涨。
所以单间录像店会如此繁盛。